こんにちは、ティー・エム製作所です。
お客様からお問い合わせをいただく際によく聞かれるのが、
**「粉体塗装と焼付塗装って、結局何が違うの?」**というご質問です。
どちらも「熱をかけて固める」という点では似ていますが、現場目線で見るとその特性や使いどころは大きく異なります。
工業塗装の現場では、**粉体塗装と焼付塗装(溶剤焼付塗装)**が代表的な塗装方法として使われています。
今回は、迷った時の判断基準になるよう、その違いを分かりやすく解説します。
1. 焼付塗装とは?(溶剤焼付塗装の特徴)
一般的に「焼付塗装」と呼ばれる場合、液体塗料をスプレーで吹き付け、その後乾燥炉で加熱して塗膜を硬化させる溶剤焼付塗装を指すことが多いです。
焼付塗装のメリット
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塗膜を薄く仕上げやすく、寸法精度が求められる精密板金に向いている
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調色がしやすく、色や光沢のバリエーションが豊富
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外観品質が求められる製品に適している
主な用途
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精密機器のケース
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医療機器
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通信機器の筐体
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制御盤や装置カバー
精密板金の筐体など、見た目の美しさや精度が求められる製品では焼付塗装が選ばれることが多いです。
2. 粉体塗装とは?(粉体塗装のメリット)
粉体塗装は、文字通り粉状の塗料を静電気で製品に付着させ、高温で溶かして塗膜を形成する塗装方法です。
液体塗料と違い溶剤を使用しないため、環境負荷が少ない塗装としても注目されています。
粉体塗装のメリット
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一度の塗装で厚い塗膜(厚膜)が作れる
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キズやサビに強い
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溶剤を使わないため環境に優しい
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屋外耐久性に優れる
主な用途
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屋外設置設備
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建材
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自動車部品
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大型フレーム
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ガードレールなどの耐久部材
特に屋外で使用される製品や、強度・耐久性が求められる製品では粉体塗装が選ばれることが多いです。
3. 現場目線での「粉体塗装と焼付塗装の選び方」
「粉体塗装と焼付塗装、どちらが良いの?」と迷った場合は、以下のポイントを目安にすると分かりやすいです。
外観品質や寸法精度を重視する場合
→ 焼付塗装(溶剤塗装)
耐久性や厚い塗膜が必要な場合
→ 粉体塗装
製品が使われる環境や求められる性能によって、最適な塗装方法は変わります。
ティー・エム製作所では、板金加工から塗装まで一貫して対応しているため、**「この形状ならこちらの塗装の方が良い」**といった現場目線のご提案を大切にしています。
まとめ
粉体塗装と焼付塗装は、どちらも工業塗装の現場で広く使われている塗装方法ですが、それぞれ得意分野が異なります。
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精密板金や外観品質を重視する場合 → 焼付塗装
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屋外耐久性や厚膜を重視する場合 → 粉体塗装
大切なのは、製品がどこで、どのように使われるかに合わせて最適な塗装方法を選ぶことです。
ティー・エム製作所では、板金加工から焼付塗装・粉体塗装まで対応し、用途に合わせた最適な仕上げをご提案しています。
「この図面なら粉体塗装と焼付塗装、どちらが向いているのか?」
そんなご相談も、お気軽にお問い合わせください。
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【編集後記】 現場からは以上です。 それでは皆様、今夜もあったかくして寝ろよ〜!
(僕から以上!)