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こんにちは、ティー・エム製作所です。

弊社は板金から塗装までの一貫体制を強みとしていますが、今日は塗装現場の「知られざる苦労とこだわり」についてお話しします。

箱型の製品や、入り組んだ形状のパーツを塗装する際、実は**「角(コーナー)の奥まで塗料が入らない」**という大きな壁があります。

専門用語で「静電遮蔽(せいでんしゃへい)」と呼ぶ現象です。


1. 「角」に塗料が吸い寄せられない?

粉体塗装などは電気の力で塗料を吸着させますが、箱の奥まった角には電気が届きにくくなります。

さらに、お客様の大切な図面には、必ずしも「吊るし穴」や「逃げ」があるわけではありません。

  • 穴がない=ガンの先を入れ込む隙間が限られる

  • 静電気の反発=奥に塗ろうとしても、粉がフワッと跳ね返ってきてしまう

この「静電気の反発」があるせいで、普通に吹くだけでは角の部分だけ塗料がスカスカ(薄膜)になってしまうのです。


2. 「穴がない」制約を、腕でカバーする

「ここに穴があればガンを突っ込めるのに」と思うことは正直あります。

しかし、製品の強度や見た目を守るために、図面通りに仕上げるのがプロの仕事です。

私たちは、限られた条件の中で以下のような工夫を凝らしています。

  • 「捨て吹き(手吹き)」を徹底し、あらかじめ角に塗料を呼び込んでおく

  • ガンの電圧や距離を細かく調整し、反発を抑えながら奥へ粉を送り込む

  • 吊り下げる角度を1個ずつ吟味し、少しでもガンの先が奥まで届く「道」を作る

こうした目に見えない「ガンの捌き方」一つで、隅々まで均一な塗膜が完成します。


3. 「塗装を知る板金屋」だからできること

弊社の場合、板金加工の段階で「この形、普通に塗ったら角が薄くなるな」という予測が立ちます。

「塗装の現場でどうガンを動かすか」をイメージしながら板金を仕上げる。

この連携があるからこそ、難形状の製品でも「安定した品質」をお約束できるのです。


「他社で角の塗りが甘かった」「複雑な形状で断られた」といった経験はございませんか?

図面変更なしで、職人の技によって隅々まで責任を持って仕上げさせていただきます。

ぜひ一度、弊社の「地肌を活かす技術」と「隙のない塗装」をお試しください。


■ お問い合わせについて

精密板金から焼付塗装まで、用途や基準に合わせた最適なモノづくりをご提案します。

東京都多摩地域・埼玉県南部・神奈川県北部エリアで、現場の目利きを活かしたパートナーをお探しなら、ティー・エム製作所へ。

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東京都西多摩郡瑞穂町大字二本木380-14
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【編集後記】 現場からは以上です。 それでは皆様、今夜もあったかくして寝ろよ〜!

(僕から以上!)

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