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こんにちは、ティー・エム製作所です。

弊社では、鉄はもちろん、アルミやステンレスといった様々な材質の板金加工から塗装までを行っています。

実は、材質が違えば、板金の仕上がりだけでなく**「塗装の下地処理や焼き付けの加減」**も全く異なります。

今日は、一貫体制だからこそこだわっている、材質ごとの「塗装の最適解」についてお話しします。


1. 鉄(SPCC・SECC):防錆の要は「端面」にあり

最もポピュラーな鉄。加工しやすい反面、天敵はやはり「サビ」です。

板金工程でレーザーカットした際の「エッジ(端面)」は、どうしても塗料が薄くなりがち。

私たちは、塗装担当からのフィードバックを受け、必要に応じて板金段階でエッジのバリ取りを徹底し、塗料がしっかり乗るように配慮しています。


2. アルミ:材質の特性に合わせた「温度管理」

アルミは軽くて優秀な素材ですが、鉄に比べて熱が伝わりやすく、融点も低いという特性があります。

そのため、鉄と同じ厚みの板であっても、焼付塗装の際には鉄よりも温度を下げて調整することがあります。

「この板厚なら、この温度がベスト」 そんな材質ごとの特性を熟知した塗装スタッフが、一品一品、最適な条件で焼き付けを行います。

板金の段階から「次はアルミが流れるぞ」と情報が共有されているからこそ、スムーズで確実な温度管理が可能です。


3. ステンレス:「剥がさない」ための下準備

ステンレスはサビに強いため、通常は地肌を活かすことが多い材質です。

そのため、他の板金屋さんからも**「え、ステンレスって塗装できるの?」**と聞かれることがよくあります。

結論から言えば、もちろん可能です。

ただし、ステンレスは表面が非常に滑らかなので、そのまま塗るとペリペリと剥がれる「密着不良」が起きやすいのが難点。

「見た目を他のパーツと合わせたい」「塩害地域で使うので二重の防錆がしたい」といった理由で塗装が必要な際は、専用のプライマー処理や専用塗料の使用、そして入念な足付けを行い、ステンレスの耐久性と塗装の美しさを両立させています。


まとめ:材質の特性を「二つの目」で見る

板金のプロとして「どう加工するか」を考え、塗装のプロとして「どう保護し、彩るか」を考える。

ひとつの材質に対して、二つの視点からアプローチすることで、その素材の良さを最大限に引き出すことができます。

「この素材に塗装したいけど、剥げたりしないかな?」

「材質に合わせた最適な塗装をしてほしい」

そんな時は、ぜひ弊社の目利きをご活用ください。


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それではまた次回!!

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