株式会社ティー・エム製作所では、
精密板金(本社)とライン塗装(瑞穂町工場)を自社内に持つ“ワンストップ体制” を強みにしています。
実はこの一貫体制は、
お客様にとって コスト・納期・品質の3つを同時に最適化できる という大きなメリットがあります。
今回は、なぜこの体制が強いのか、現場目線で解説します。
① 外注がないから「二度手間・往復コスト」が発生しない
板金 → 外部の塗装会社 → 再納品 という流れだと、
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輸送費
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梱包の手間
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移動時間
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塗装後の再調整
こうした“見えないコスト”が意外と重なります。
しかし当社では、
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同社内でやり取り
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梱包も最小限
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輸送コストゼロ
➡ 余計な外注コストを抑えて提供できる
というメリットがあります。
② 問題があっても“即日対応”しやすく、納期がズレない
外注塗装だと、問題対応にどうしても日数がかかります。
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再送
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再確認
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話の食い違い
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再加工の順番待ち
など、数日〜1週間動かなくなることも珍しくありません。
一方、当社のように板金と塗装が社内にあると、
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現物を持ってその場で確認
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対策方針を即決
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板金側で微調整 → 塗装し直し
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最短でその日のうちに再ライン投入
➡ 納期の安定感が圧倒的に高い。
お客様からはこのスピード対応を高く評価いただいています。
③ 図面の“意図”を共有したまま製造〜塗装へ流せる
板金側は以下を理解しながら製品を作っています。
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最終的にどう組まれるのか
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どこが見える面か
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どこをお客様が特に気にされるか
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設計上の“狙い”や注意点
この情報を、外注先に完璧に伝えるのは非常に難しいですが、
社内一貫体制であれば 伝達ロスがほぼゼロ です。
そのため、
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見える面の塗装ムラが起きにくい
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塗料溜まりのリスクを事前に回避できる
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傷を避けて吊り位置を調整できる
➡ 品質が安定しやすく、仕上がり精度が高くなる。
④ モノの流れを見ながら“工程バランス”を最適化できる
外注だと、板金 → 出荷 → 塗装 → 受取…と工程が固定されてしまいます。
しかし当社の場合は、
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板金と塗装の予定を同時に調整
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製品の優先度を共有
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ラインへの投入タイミングを柔軟に変更
といった “工程間の最適化” ができます。
繁忙期でも、
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「板金が先に終わるから塗装枠を確保」
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「塗装が詰まるから先に板金で調整」
という風に、
納期全体で最適化できるのは自社一貫ならではのメリットです。
⑤ コスト・納期・品質の3つが同時に良くなる理由まとめ
ティー・エム製作所の一貫体制は:
✔ 余計な外注コストが発生しない(コスト)
✔ 問題対応が早く、遅延リスクが少ない(納期)
✔ 情報が途切れないので品質が安定(品質)
この3つを同時に達成しやすい体制です。
外注と社内一貫では、
「最終品質の安定度」と「スピード感」が大きく変わります。
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